鶏肉のくわ焼き

ちょっと耳慣れない『くわ焼き』ですが、そもそもは畑仕事の合間に農機具の「鍬(くわ)」の上で野鳥などを焼いて食べたのが始まりと言われています。
片栗粉をつけて焼くので照り焼きよりも優しい口当たりとジューシーさが特徴。
福来純「伝統製法」熟成本みりんを使えばより一層、味に深みが増します。

材料(2人分)

鶏モモ
1枚(250~300g)
しょうゆ
大さじ1
砂糖
大さじ
オリーブ油
大さじ1
片栗粉
適量
水菜
適量(4cmに切る)
粉山椒
お好みで

作り方

鶏モモの水けをふき取り、一口大に切る。しょうゆ、酒に10分つける。

汁けをきり、片栗粉を振る。汁けをきったときに出るつけ汁は捨てずにとっておく。

フライパンにオリーブオイルを引き、皮目を下にして3分くらい焼く。返して2分くらい焼く。

福来純本みりん、砂糖、つけ汁を加え、煮からめる。

皿に水菜を盛り、その上に盛り付ける。 好みで粉山椒を振る。

<アレンジ例>

鶏のモモ肉の代わりに胸肉や豚ヒレで作るとあっさりとした仕上がりになります。
加熱時間が長いとパサつくので火を通しすぎないように注意します。

この料理に合うお酒

江戸時代、関西では夏場の栄養補給に飲まれた甘いお酒を「柳蔭」と呼びました。
もち米と米麹、米焼酎からできたこのお酒は、いわゆる「米のリキュール」。
お好みの濃さで水割りやお湯割りにしていただくのがおすすめです。
水割りにするとさっぱりとした味わいの中にほのかな甘みがあり、照り焼き風味のお肉ともマッチします

柳蔭

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