素材の煮崩れを防ぐためには煮込む前に「面取り」をして
崩れやすい角の部分を切り取るか、材料を鍋に入れるとき、煮汁が冷たいうちに入れるようにします。
冷たいうちに入れると細胞をつないでいるペクチンの結びつきが強くなるので崩れにくくなります。
あとはコトコトというゆるやかな火加減で煮ていくだけです。
ちょっとしたコツで仕上がりが良くなりますよ。
１
大根は5㎝の長さに切って縦に4つに切り面取りをしておく。
鍋に水と大根を入れて火にかけ、スッと竹串が刺さる用になるまで茹でてざるにあげる。
２
フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、鶏肉を入れて両面をこんがりと焼きつける。
（煮るので完全に火が通らなくてよい。）
３
鍋にだし汁と酒、砂糖を入れて火にかける。①の大根、②の鶏肉をを入れる。
アクを取り、沸騰したら中火にして10分煮る。
４
具材が煮汁から出るようならアルミホイルで落し蓋をする
５
しょうゆとみりんを加えてさらに20分くらい煮る。
煮汁が少なくなったら全体に回しかけて、ムラがないようにする。
Point！
※面取りした大根は捨てずに浅漬けなどにすると、気の利いた箸休めになります。
大根に少量の塩を振る。
水が出たら絞って、小口切りにしたネギと昆布の佃煮と混ぜる。
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