ホーム >  会社概要 >  岐阜県川辺町と白扇酒造

白扇酒造のある美濃の国、川辺町。 文字通り、飛騨川の流域に開けた静かな町です。
ここは、飛騨川のダム湖のほとり。日本有数のボートコースでもあります。
この緑ゆたかな飛騨川周辺では、レクリエーション・スポーツを通じた交流の場が設けられ、ほっとするような「やすらぎ」が感じられる町です。

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古くは飛騨路と美濃路を結ぶ交通の要衝で、木曽ヒノキなど木材の集散地として栄えました。 飛騨という名の由来は、昔「ひだ」と呼ばれていたこの国にある時すばらしい馬が生まれました。 力が強く、足が速く、姿形の美しい馬でした。人々は、このままこの地で育てるにはもったいないというので、時の帝に献上することにしました。 そして、献上された馬をたいそう気に入った帝は言われました。 「将に天空を雄飛するがごとき名馬である。よって、この駿馬を生んだ彼の地を『飛ぶ馬を産する地』という意味で、『飛騨』と書くがよい」 こうして「ひだ」は『飛騨』と書き表すようになったそうです。


川辺町は、飛騨川のほとりの風光明媚な町で、江戸時代の始め、武将大島光義が開いた城下町です。 飛騨と美濃をつなぐ交通の要所で、飛騨川の水運を利用した木材集積地として栄えた。古来から伝わる祭 「酒買いの儀式」は、町の中心に位置する太部古天神社から、早朝神の使い沛王〔はいおう〕が蔵元まで酒を買いにくる奇祭で、この町の人々と蔵元との深い関わりを示すものです。

この酒買いの儀式は、江戸時代から続いているもので、漢の高祖の別名、沛な気力、体力の持ち主である沛王の面をかぶった屈強な男が三升徳利を下げて、朝6時頃白扇酒造に酒を買いに来る行事です。儀式といっても愉快なパントマイムです。

店に入ると、沛王は十二文を出して、「酒をくれ」というと、「一文足らんから酒は売れん」「そんな筈はない もう一度勘定しろ」「・・・よし それでは酒を売ろう」と8分目ほど酒を入れて渡すと、沛王は徳利の口に指を突っ込み、「指が濡れない もっと入れろ」などというやりとりをするのです。

この儀式は4月第2土曜から日曜に、この地の氏神太部古天神社の祭礼で行なわれています。

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