元々みりんに「本」はありませんでした。
酒類の販売に規制ができ酒屋以外では販売ができなくなったため、アルコール度数の少ないみりん風調味料などが造られるようになりました。
- 原材料:もち米・純米焼酎・米こうじ
- アルコール分:約14%
- 原材料:糖類・米・米こうじ・酸味料・調味料など
- アルコール分:1%未満
福来純伝統製法熟成本みりんは、国産のもち米に、純米焼酎、米麹で90日仕込み、熟成に3年かけたうまみたっぷりのみりん。まろやかでふくよかな甘味とうま味。
砂糖やアミノ酸を加えることでは、決して出せない複雑な味わいです。
- まろやかな上品な甘み
- 野菜や魚の煮物に使うと、煮崩れを防ぐ「煮崩れ防止効果」
- みりんの糖分は水分をしっかりつかまえ、テリやツヤがUP!
- 肉や魚の臭みをとるマスキング効果
煮物や魚の煮つけを作る時、なかなか味が決まらない。
しょうゆを足したり、砂糖を足したりと色々加えても「何か違う・・・」と思うことはありませんか?
「やっぱり、和食の味付けは難しい」と思いがちですが、実はすごくシンプル!
「基本の割合」を参考に上手に本みりんを使ってみてくださいね。
肉じゃがやきんぴらなどシンプルなおかずなら、味つけもシンプルに。醤油1に対し本みりん1。
醤油が50mlの場合は本みりんも50mlということですね。
お酒は、肉や魚のにおい消しにもなり、うま味やつやも増します。
本みりんの糖分には、タンパク質をギュッと閉じこめる働きがあり、素材の煮崩れを防いでくれます。
- 長時間調理していると肉や魚を堅くしてしまうので、短時間で仕上げるか、素材にあらかた火を通してから加えるのがコツ。
- 鶏肉の照り焼き、ぶりの照り焼き、豚肉の生姜焼き、他
醤油と本みりんに同量の酢を加えると、まろやかな味わいの酢醤油ができます。
酢の代わりにレモンや柚子などの柑橘類の搾り汁を使うと爽やかな香りを楽しめます。
- きゅりとわかめの酢の物、野菜の和え物、他
肉や魚のうま味が出るので基本の割合に水を加えて煮ます。
- 肉じゃが、かれいの煮つけ
薄口醤油を使い、本みりん、だしと合わせ煮立たせます。
削り節を加え混ぜずにそのまま冷やし、
こし器でこしててから冷蔵庫で冷やします。
冷蔵庫に常備しておくと便利です。
- そうめん、冷やしうどん
参考資料;割合で覚える和の基本 村田吉弘(日本放送出版協会)